周囲の人が助けてくれたり、効果を上げてくれたりした時に、心からお礼を言う、褒める。
複数人で仕事をすると、当たり前のようにあるシーンです。
しかし、
・お礼を言っているのに相手に届いていない。
・褒めているのに相手は喜んでいない。
と感じることないでしょうか?
また、逆の立場で、相手に役立つことをしたのに、
・お礼を言ってくれない
・褒めてもくれない
そう感じることはないでしょうか?
それは、相手に届く言葉で伝えられていないのかもしれません。
自分のうれしい言葉は、相手にとってもうれしい言葉とは限りません。
言葉の理解の仕方や価値観の違い、情報の不足などによって起こる食い違い、
「コミュニケーション ギャップ」
これによって、
・相手にうまく伝わっていない
・相手の意図をうまく受け取れていない
といったケースが多数発生しています。
このようなことを発端に、関係がギクシャクしたり、ストレスを感じてしまうことも多いでしょう。
しかし、
・ああいう人だからしょうがない。
・仕事だからしょうがない。
とあきらめていませんか?
「十人十色」とは言いますが、自分や相手のおおよその特性を知っておくことで、そのギャップを知り、相手に合わせたアクションを取ることができます。
そのアクションによって、
・ストレスが軽減する。
・モチベーションが上がる。
・協力体制が築ける。
といった効果が見込めます。
今回、私はその方法を体系的に、かつ短期間で習得すべく、
「伝え方コミュニケーション検定中級」
という講座を受講しました。
この講座を受講することで以下のようなメリットがありました。
・自分がどのような特性で、どのようなアウトプットをしているか理解できた。
・相手がどのような特性で、どのように考えて行動しているのかを理解できた。
・相手とうまく付き合う為に、自分はどのようなアクションを取るべきかのベースができた。
では、この「伝え方コミュニケーション検定中級」がどのようなものか、もう少し詳しく説明していきます。
「伝え方コミュニケーション検定中級」を公式ページから確認したい方はこちら!
伝え方コミュニケーション検定 とは?
「伝え方コミュニケーション検定」とは、「性格統計学」 を体系的に学び、習得していくオンライン講座です。
「性格統計学」とは、
・16年間 のべ12万人の統計データ をもとに導き出された、
より良い人間関係を築く為のコミュニケーションメソッド
・人を いくつかのタイプ に分けて、
相手に響く「伝え方」「受け止め方」「関わり方」を具体的に体系化したもの
です。
仕事・家庭・恋愛などでよくある「わかってくれない・・・」「動いてくれない・・・」
これらの多くのケースは、モノの見方や考え方(=価値観)の違い から生まれる コミュニケーションギャップ によるものと捉え、そのギャップを「性格統計学」を使って埋めていこう、というアプローチです。
「性格統計学」を使ったアプローチ とは

モノの見方や考え方(=価値観)の違い から生まれる コミュニケーションギャップ 。
このギャップを埋める為には 自分 と 相手、その双方が 何者かを知る 必要があります。
それを理解した方が、相手の価値観に近づくことにより、

コミュニケーションギャップが縮小され、自分の言葉が相手に響き、相手の言葉が自分で理解できるようになるのです。
この「自分」や「相手」が何者か?というポイントを、
大量な統計データから導き出したタイプに当てはめて捉える。
タイプに適した対応を取ることにより、コミュニケーションを円滑化させる。
その結果、人間関係を良好にしていく。
というアプローチです。
伝え方コミュニケーション中級検定 とは

この「性格統計学」のアプローチを学ぶコースは3つの講座で構成されています。
その後続コースである「伝え方コミュニケーション中級検定」では、
・コミュニケーションギャップについて知り、性格統計学の概要を抑えます。
・さらに、「平穏型」「願望型」「納得型」の3タイプの分類を理解します。
・そして、その分類を活用した実践方法を学びます。
この内容を 15セッション 合計 約165分のe-ラーニング、そして Zoomでのフォローアップ で学んでいきます。
受講可能期間は 3か月ありますが、私はいったん始めると次が気になり、一気に最後までやってしまいました。
履歴書に書ける資格が取れる!
「伝え方コミュニケーション中級検定」を受講した後、Web試験に合格することで、履歴書に書くことができる資格を取ることができます。
取得できる資格は
JLCA 伝え方コミュニケーション検定・中級
認定団体は
一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会 (JLCA)
です。

経団連が行った「2018年 新卒採用に関するアンケート調査」の結果からもわかるように、社会人の基礎として最も求められるのは コミュニケーション能力 です。
これは新卒採用を対象としたアンケートですが、昨今のITの複雑化により、1人でできることは限られており、チームでのアプローチは避けて通れない必須要件です。
そのチームの中で高いパフォーマンスを発揮する為にも、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
ITスキルに関しては資格を取り、転職でもアピールする方が多いと思います。
しかし、それと合わせて必要な コミュニケーション能力をアピールする資格 を保有している人は多くありません。
自分はコミュニケーション能力を持っている、ということに加えて、
自分はコミュニケーションを重視した、チームとハイパフォーマンスを出していける人材である、
ということをアピールする為の大きな武器になると思います。
受講した感想:コミュニケーションスキルの整理に最適
実際にこの「伝え方コミュニケーション中級検定」を受講し、これまでモヤモヤしていたコミュニケーションの課題が頭の中でひとまず整理されました。
この中級では、基本的に子育てや夫婦といった家庭内の関係をテーマに話が展開されますので、そのまま話を聞くと仕事に関係ないのでは、と思うかもしれません。
しかし、仕事も家庭内も同じ人間関係です。
家族であってもタイプが異なりますし、仕事であれば言わずもがなです。
受講後、 このアプローチでうまくいきそう、という手ごたえを得ることができました。
実際の仕事でも、ここで学んだ考え方・アプローチを取り入れ、チームマネジメントに取り組んでいますが、今のところ良い手ごたえです。
引き続き、深く学んでいき、より円滑なコミュニケーションを取り、ハイパフォーマンスを出していきたいと思います。
「伝え方コミュニケーション検定中級」の公式ページから確認したい方はこちら!
まずリーンに、という方向け:書籍もあります
このアプローチは書籍でも紹介されています。手軽に始めたい方はまずコチラ から始めてみては。
<仕事がテーマ>
基本的な考え方と多数のケーススタディを学ぶことができます。
<子育てがテーマ>
子どものやる気スイッチを探したい方はこちら。
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