地方×最新技術・知識の話

Skill

地方でITの仕事をする際に心配する事として、技術・知識の面があるかと思います。

向上心のある方ほど、新しい技術や知識をフォローアップできるか、置いていかれないか、心配になるかと思います。

最新技術・情報獲得への壁

最新技術や情報を得ようとした場合、どのように行動するでしょうか。

キーワードなど、取っ掛かりがある場合は、インターネットで検索して情報を取得できるかもしれません。

しかし、技術・知識の幅を広げ、深度を深める為には、地方では色々な弊害があります。

セミナー参加への弊害

知識の幅を広げるべく、最新動向を得るために、大きなセミナーに参加して、知識を広く収集したいと思ったりしないでしょうか。

大きなセミナーはだいたい東京で開催され、複数開催の場合は大阪や名古屋、福岡といった順番でしょうか。

近くで開催されれば、ちょっと行ってみようかな、という気持ちも出てきますが、遠距離移動が必要な場合、その気持ちも起こらない、立ち消えてしまう。ということが多々あるでしょう。

勉強会やコミュニティ参加への弊害

セミナーで話を聞く、というだけでなく、同業他社や有識者とディスカッションして、より深く理解したい場合には、勉強会やコミュニティに参加する、という方もいらっしゃると思います。

こういった活動も首都圏や関西が盛んかと思っています。

私の主業務はプロジェクトマネジメントなので、そのデファクトスタンダードであるPMBOKを発行しているPMIの日本支部の活動を見てみると、東京の本体に加え、関西ブランチと中部ブランチがあります。

PMI日本支部サイトより。https://www.pmi-japan.org/branch_office/pmi_activity.php

以前は、その近くの在勤・在学でないと、しっかりと活動に参加できない状況でした。

昨今の状況変化

しかし、昨今、地方から見ると状況が好転していっています。

インターネットが当たり前になり、Web会議も当たり前になりました。

その結果、場所の概念が消えつつあり、地方からでも、もっと言うと海外からでも色々なイベントや活動がオンライン化されました。

今はオンラインセミナーが主流

コロナ禍の影響もあり、現在のIT関連セミナーはほぼオンラインで開催されています。

前述のPMI日本支部の例でいうと、セミナー一覧の1ページ目に20件表示されている中で、集合形式は1件だけでした。

私も参加したことのあるPMI日本フォーラムも2020年、2021年とオンラインのみでの開催になっています。

コミュニティ・勉強会もオンライン化!

コミュニティや勉強会もオンライン化しています。

私が最近立ち上げに携わった地場でのプロジェクトマネジメントに関するコミュニティはフルリモートで活動しています。

私は半分以上のメンバーと顔を合わせたことはありませんが、Web会議で毎月会話しています。

勉強会も同様で、こちらもオンラインで行われます。

距離・場所の概念を取り外すことができるので、遠くの方と一緒にできますし、開催場所のキャパを気にする必要もありません。

地方のハンデは既にない!

このように、現時点で既に首都圏だから、地方だから、というハンデは無くなっています。

始めようと思うやる気とコンタクトを取る勇気があれば、だいたいどこでも入っていく事ができるでしょう。

私たちの地場プロジェクトマネジメントコミュニティでも遠隔地から参加されている方もいます。

このように意識を変えると、地方でITエンジニアとして働くことも考えやすくなるのではないでしょうか?

では!

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