DIAMOND ONLINEで気になる記事を見つけました。
『実績は少なくても企業が欲しいと思う人、社内ではエースでも面接で落とされる人の差』

これは首都圏・地方は関係ないと思いますが、地方の社内SEとしての経験から思うところがあるので書いてみます。
自分の価値に気づく

リンク先の記事にもかいていますが、あまり考えずに仕事をしていると、いざ転職しようかな、と思ったときに自分の価値が分からず、思い切った行動が取れないことがあります。
私の場合、最初は自分の価値は資格だと思ってましたがそうではありませんでした。
本当に問われているのは再現性の証明

しかし、転職活動中に何度も面接をしてもらった中で気づいたのは、
企業は資格が欲しいのではない。
仕事で成果を上げてほしいのだ。
ということ。
資格もあれば良いですが、IT業界では業務推進にあたり必須のものはなく、その技術の一定のスキルはあるよ、と示すだけのもの、と途中で気づきました。

本当に必要なのは、その技術を使って、会社にどう貢献できるのか、という自分の振る舞いの部分。
更にはその技術だけでなく新たな技術、新たな問題と言った方が適切かも知れません。
それにぶち当たった時にどのように振る舞って問題解決に導けるのか、その再現性を問われているのです。
会社に入ってからも問われる再現性

再現性の証明は、会社に入ってからも問われるものです。
例えば、何か新しいプロジェクトが始まる際には、どういう人に任せたいでしょうか?
より成功に導けそうな人に任せたい、と思うことが多いと思います。
(部下の成長の為に、チャレンジさせる場合もあるとも思います。)
どのような状態が、より成功に導けそうなのか。
もちろん感覚で乗り切ってしまう超人もいると思います。
しかし凡人としては、やはりどう行動すれば良いかロジカルに説明でき、推進できないといけないと思っています。
昇進でも求められる再現性の証明

更に昇進の時にも求められます。
なぜなら、昇進していくとやがてチームを任せられることになりますが、感覚でこなしている人は、同じような感覚を持つ人でないとうまく伝えられず、チームメンバーに成果を出させられず、チームとしてのアウトプットが限られてしまいます。
なので、個人の能力が多少落ちるとしても、多人数に成果を出させられる人の方が全体としては大きな成果が出せる為、昇進させようと考えるのです。
まとめ
今回は転職活動で示すべき自分の価値について語りました。
資格や知識に捉われがちですが、それよりも重要なのは振る舞いの部分です。
これまでどんな成果を出してきたか。
その成果はどのようにして出したのか。
会社に入ってからも、同じように成果を出せるのか。
それに答える話ができれば、合格に一歩近づける、と思います。
ぜひ意識してみて下さい。
では!
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